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歯石がついてきた…そんな時どうしたら?

そろそろ気になる?シニアのお口チェック
「最近ちょっと口がくさいかも?」「歯が黄ばんできた?」
そんな変化、実は歯石がたまってきているサインかもしれません。
最近横浜市にある当動物病院でも患者様から歯石に関するご相談はとても多く寄せられています。
中年齢からシニア期にかけて、歯のトラブルは増えてきます。
大切なわんちゃん・ねこちゃんがずっと元気にごはんを食べられるように、
今こそ“お口の健康チェック”してみませんか?
歯石をそのままにしておくと…?
見た目だけでなく、体の中にも影響が出てきます。
- 歯ぐきが赤く腫れ、痛みが出る
- 歯がグラグラ・抜けてしまう(顎の骨が溶けて折れることも)
- 口の中の菌が血液に乗って、心臓・腎臓・肺などの病気につながる場合も
お口の健康は、体全体の健康につながっています。
当院の歯石除去について
当院では、わんちゃん・ねこちゃんの年齢や健康状態に合わせて、
安全に歯石除去を行っています。
麻酔前には血液検査などを行い、リスクを最小限に抑えています
◆ 全身麻酔での処置
・麻酔下で超音波スケーラーを使い、歯の表面・歯周ポケットまでしっかり除去
・グラついている歯があれば抜歯を行います
・最後に歯の表面を研磨して歯石がつきにくい状態にします

歯石が蓄積し、歯肉が下がってしまっています

スケーリング後 象牙色の綺麗な歯が戻りました!
◆ 施術の流れ
- 事前診察・血液検査
- 日程調整のうえ、歯石除去処置(当日中に帰宅できることがほとんど)
- 術後チェック・ご自宅でのケアアドバイス
よくあるご質問
Q. 麻酔をかけずに歯石取りはできますか?
A. 無麻酔での歯石取りは推奨されていません。動物に痛みや恐怖を感じさせることもありますし、取れた歯石を誤嚥して肺炎を引き起こす可能性もあります。
Q. どのくらいの頻度で歯石を取るといいですか?
A. 1〜2年ごとを目安にチェックがおすすめです。普段のケアや体質によっても異なりますので、診察時にアドバイスいたします。
Q. 歯を抜いてしまってもごはんを食べれるんでしょうか?
A. 大丈夫です。大きいものを食べるときは噛んで細かくし、咀嚼をしないといけませんが、ドッグフードはもともと細かいので歯が無くても丸呑みしてくれます。
お口セルフチェックしてみましょう!
以下のようなサイン、見逃していませんか?
- 口臭が気になる
- 歯が黄色~茶色に変色している
- よだれが増えた
- 歯ぐきが赤くなっている
- 口のまわりを触られるのを嫌がる
☑️ ひとつでも当てはまったら、ぜひ一度ご相談ください!
院長より

“歯”は、痛くなったり出血するまでなかなか気づかれにくい部分です。
でも実は、健康寿命に大きく関わるとても大事なポイント。
とくにシニア期は、お口のケアが全身のケアにつながります。
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
ご予約・お問い合わせ
・歯石除去はご予約制です
・まずは診察にお越しいただき、事前の血液検査や画像診断をおこないます。
鶴見区や近隣エリア(神奈川区、港北区など)で動物の歯の健康についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
地域に根ざした動物病院として、飼い主さまと大切な家族の健康をサポートいたします。
およその費用を知りたい方、心配事がある方は、犬種、年齢、歯の状態などを教えていただければお答えいたしますので問い合わせフォームよりご連絡ください。