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神経・整形外科のご案内
専門的な知識と技術で、歩行や神経の悩みに寄り添います
ペットの「歩き方がおかしい」「足を引きずっている」「急に立てなくなった」といった症状は、神経や整形外科、まれに腫瘍性疾患が関係している可能性があります。ピア動物医療センターでは、神経・整形外科・腫瘍に精通した獣医師が在籍し、専門的な診断と治療を行っています。
整形外科学的検査・神経学的検査は専門的なトレーニングを受けた獣医師でないと評価することは難しく、診断まで至らないケースが多くあります。レントゲン検査をしたからといって全てわかるものではなく、大事なのは触診・歩様評価です。身体検査で異常な部位を特定した上でレントゲン検査、MRI検査などの画像診断へと進むのが通常であり、闇雲に負担のある検査へすすむのは良くない医療と考えています。
現時点では当院にCT/MRIなどの医療機器はなく、対応可能な整形外科手術も限られますので、場合により大学病院などの二次診療施設を紹介させていただく場合がございます。
対応可能な主な疾患
- 椎間板ヘルニア(頸部、胸腰部)
- 前十字靱帯断裂
- 股関節形成不全
- レッグカルベペルテス病
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)、股関節脱臼、肩関節脱臼
- 脳脊髄疾患(てんかん発作、脳脊髄炎、脊髄梗塞、脊髄空洞症、腫瘍など)
- 関節炎・変形性関節症
- 歩行異常・麻痺・震え など
よくあるご相談
- 「段差の上り下りを嫌がるようになった」
- 「後ろ足がふらつく」「スキップする」
- 「痛がる様子はないが、歩き方がいつもと違う」
- 「高齢になって足腰が弱ってきた」
- 「他の病院で薬を処方してもらったが効いていない気がする」
こうした症状は、早期の診断と治療が回復のカギになります。気になる変化があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
たまに「ねんざ」と診断され、良くならないとのことでご来院される方もおられますが、数日で改善しないならほぼ間違いなく捻挫ではありません。受診をお願いします。
お問い合わせ
神経・整形外科の専科診療は、鈴木が担当いたしますので事前にカレンダーで出勤日をご確認ください。
もし他の病院さんでのデータがある場合はご持参いただけますと助かります。