内視鏡検査・治療のご案内

内視鏡検査・治療について

当院では、体への負担を最小限に抑えた検査・治療として、内視鏡システムを導入しております。

内視鏡は、口や肛門などの自然な開口部から細いカメラを挿入し、体の中を直接観察する医療機器です。
これにより、従来は開腹手術が必要だったケースでも、切開せずに診断・処置が可能となります。


このような症状でご相談ください

  • 嘔吐が続いている
  • 下痢や血便がある
  • 食欲が落ちている
  • 異物を飲み込んだ可能性がある
  • 慢性的な胃腸トラブル
  • 原因不明の体重減少

内視鏡でできること

■ 消化管内視鏡検査

食道・胃・十二指腸・大腸を観察し、炎症や腫瘍の有無を確認します。
必要に応じて組織を採取し、より正確な診断が可能です。

■ 異物除去(内視鏡下摘出)

最も使用率が高いのが異物摘出です。
誤飲した異物を、開腹手術を行わずに取り出せる場合があります。
体への負担や回復期間を大幅に軽減できます。
食道内に閉塞してしまった異物を摘出したり、胃内へ落とすこともできます。

■ 生検(組織検査)

肉眼では判断が難しい病変も、組織を採取して病理検査を行うことで、確定診断につながります。

使用する場面が多い状況としては、
猫の慢性下痢(慢性腸症・リンパ腫の鑑別)
犬の慢性下痢(IBD、リンパ管拡張症の診断)
慢性嘔吐(胃の腫瘍性疾患の診断)などです。


内視鏡のメリット

  • お腹を切らないため、体への負担が少ない
  • 回復が早く、入院期間が短くなる傾向
  • 詳細な観察により、早期診断が可能
  • 不要な手術を避けられる可能性

検査の流れ

  1. 診察・問診
  2. 血液検査などによる事前評価
  3. 全身麻酔下で内視鏡検査を実施
  4. 覚醒後、状態を確認しご説明

※安全に実施するため、全身麻酔が必要となります。


費用について

検査内容や処置の有無により異なります。
事前にできる限り詳しくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。


当院の特徴

ピア動物医療センターでは、一般診療から専門診療まで幅広く対応しており、
内視鏡検査も他の検査(超音波・血液検査・画像診断など)と組み合わせて、総合的に診断を行います。

また、必要に応じて外科手術への移行や、専門的治療まで一貫して対応可能です。


ご予約について

内視鏡検査は事前予約制となります。
症状や緊急性に応じて対応いたしますので、まずは診察にてご相談ください。